IPAの過去問を使用し記事を書きたい・アプリ作成したいと考えていましたが、「勝手に使っていいんだっけ、、?」と不安になったので調べてみました。
困ってること
IPAの情報処理技術者試験の過去問を使用し、記事作成・アプリ開発をしたい
↓
作成に際し許可・使用料って必要?
先に結論
先に結論まとめておきます。
基本的に許可・使用料は必要ない(出典明記は必要)
商用利用等の場合、一応問い合わせしておいてもよさそう
調査・解決
とりあえずchatGPTに聞いてみると、以下のように返答がありました。
私たちはIPAの規定や情報を代弁することはできませんが、一般的には、IPAが公表した過去問題を教育目的や情報処理技術者試験制度、情報処理安全確保支援士制度の範囲内で使用する場合には、許可や使用料は必要ないと考えられます。
ただし、これらの使用には条件があり、特定の目的にのみ使用できる場合があります。また、IPAが公表した問題の著作権はIPAに帰属するため、正式にIPAからの許可を得ることが望ましいです。
IPAに直接問い合わせることをお勧めします。適切な許可を得ずに公表物を使用することは、法的な問題や著作権侵害につながる可能性があるため、慎重に対処することが重要です。
「許可や使用料は必要ないが、万が一のことを考え問い合わせてみるのがいいぞ」とのことでした。
公式サイトから辿ってみたのが以下のものです。
試験の過去問題の使用方法(申請方法、使用料等)について教えてください。
当機構で公表している過去の試験問題の使用に関し、許諾や使用料は必要ありません。(ダウンロードでのご利用も特に問題ございません。)
ただし、以下の留意点を必ず確認の上、ご使用ください。
留意点
- 著作権は放棄していません。
- 教育目的など、情報処理技術者試験制度、情報処理安全確保支援士制度の意義に反しない限り、公表されている過去問題を問題集やテキストに使用される際、許諾および使用料の必要はありません。
- 出典を以下のように明記してください。(年度、期、試験区分、時間区分、問番号等)
[例]「出典:平成31年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問1」
また、問題の一部を改変している場合、その旨も明記してください。- 公表しているPDF以外の電子データの提供はできません。
(PDFセキュリティの解除方法は提供できません。)
おおむね許可は必要なさそうですね。
許可の申請方法
ただ、「教育目的など」とのことなので、本出版したり商用利用する場合はトラブル回避のためにもIPAに声掛けといてもよさそうな気もしますね。
一以下許可についてまとめです。
IPAの許可はどのように得られますか
IPAの許可を得るためには、IPAに直接問い合わせる必要があります。IPAの公式サイトには、問い合わせフォームが用意されていますので、こちらから問い合わせることができます。
なお、IPAの許可を得るためには、利用目的や利用方法を詳しく説明し、利用に関する条件などを確認する必要があります。また、許可を得た後も、IPAの指示に従って利用するようにすることが求められます。
IPAのサイトリニューアルにより問い合わせへの行き方が少し変わったみたいで、以下のURLから行けそうです。
https://form.qooker.jp/Q/ja/IPA/contact/
IPAの許可を得るにはどれくらい時間がかかりますか
IPAの許可を得るには、申請内容やIPA側の審査状況によって異なりますが、一般的には数週間から数か月程度の時間がかかる場合があります。
具体的な時間は、利用目的や利用方法、申請内容の適否、IPA側の審査状況などによって変わるため、一概には言えません。また、許可を得るためにIPA側から追加で資料や説明を求められる場合もあります。
そのため、IPAの許可を得る場合には、余裕を持って申請することをおすすめします。また、許可を得るまでには時間がかかる場合もあるため、申請前に利用目的や利用方法を詳しく検討し、必要な情報を準備しておくことが重要です。
まとめ
基本的に許可・使用料は必要ない(出典明記は必要)
商用利用等の場合、一応問い合わせしておいてもよさそう
問合わせ先:https://form.qooker.jp/Q/ja/IPA/contact/
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