先日、チームで技育CAMP2023vol10ハッカソンに出場し最優秀賞を受賞しましたので、こちら記事にまとめていこうと思います!
これからハッカソンに参加する方などご参考になれば幸いです。
技育CAMP2023vol10ハッカソンとは
以下引用させてもらいますが、サポーターズ様が実施してくださっているハッカソンになります。
技育CAMPとは、エンジニアを志す学生の皆さんにハッカソンと勉強会を通して、継続的なインプットとアウトプットの場を提供するスキルアップ支援プラットフォームです。
ハッカソンは月1-2ペースで定期開催され、メンターや賞金もある充実のサポート体制をご用意。自称「日本一参加ハードル低いハッカソン」として毎回6割以上が初ハッカソン勢という初心者向けハッカソンです。
2022年は約250作品が本ハッカソンから誕生しました。
こちらは既存チーム・即席チーム・個人での参加が可能で、今回は既存チームが全体的に多かったです。
↓こんなかんじ
私たちのチーム「Pyてょn」
その中でも私たちのチームは即席で作られたチームでした。
チームの特徴としては以下のような形で、Python使いの多さから「Pyてょn」になりました。
- みんなPython使い
- ハッカソン初心者も数人
- チーム開発、Gitフロー初挑戦の方も多数
- 若い子達もたくさん!(18歳や19歳の方も!まじですげえ、、)
※去年のハッカソンに参加した際の「パイちゃんソンくん」というチームもみんなPython使いチームで、当時の私はハッカソン初参加・Gitも全然わからなかった経験があったので、それを思い出し感慨深い気持ちになりました笑
↓パイちゃんソンくんでの開発
作成物「3AI寄れば文殊の知恵」
そんな技育CAMP2023vol10ハッカソンの中で作成したのが、「複数AIとの同時対話を実現する ”3AI寄れば文殊の知恵”」です。
私たちのチームではchatGPTなどのLLMをよく利用していました。
しかし、世の中のLLMはchatGPTだけではありません。
どうせAIに質問するなら、いろんなAIたちと同時に「討論」ができるとより効率的になるんじゃないか?と考えた結果開発したのが、この「3AI寄れば文殊の知恵」になります。
詳細は以下等を見て頂けるとわかりやすいと思います。
主要機能
主な機能とフローは以下の通り単純で、選択したLLMたちと同時会話ができるものとなっています。
- ログイン・サインアップ
- LLMを選択しchat roomを作成
- LLMたちと対話(websocket導入)
使用技術
使用技術としては、全員がPython使いということでDjangoをベースにしています。
また、LLMの種類としては以下を使用しており、使用環境構築段階でAWSやGCPを使用しています。
- PaLM2
- LLaMA
- chatGPT
- Claude2
その他チームMTGにはDiscord、ドキュメント管理はnotion、日程調整は調整さん等を使用していました。
大変だったこと・頑張ったこと
大変だったこと・頑張ったことはいろいろありましたが、何よりチームメンバー各々に初挑戦項目があったことが大変だった部分かなと思います。
わからないことも沢山ある中、できることを率先して見つけ尽力していく姿勢は本当にみんなすごかったと思います!
また、開発アイデアの考案段階で方針がブレることがしばしばあったので、目的のすり合わせや何を優先していくかの確認は大変であり重要だったのかなと感じました。
今後の展望
今後の展望としては、以下のような改良を加えつつ、「技育CAMPアドバンス」にも出場する予定です!
- 全体的なリファクタリング
- フロントエンドのモダン化
- プロンプトアルゴリズムの更なる改善
- 人格の追加
- より多様なLLMの導入
感想
今回のハッカソン参加の感想としては、一言で「めっちゃ楽しかった」でした。
今までハッカソン参加した際は正直「夜寝れないのが当たり前、めちゃくちゃ疲労たまる、疲れた、、」となるケースが非常に多かった、、。
(それでも毎回また出ちゃう沼、この疲労感もたまらねえではある)
しかし今回は徹夜もせず00:30には上がり(朝は早起きだけど)、結果待ちの時間も皆でゲームするなど、とにかくまったり楽しめた感じが大きかったです。
最優秀賞を取り、アドバンスに向けてのMTGも行っていますが、その際もみんなで遊んだりできてゆったり楽しめています。
今後も尽力する部分は力を入れつつ、楽しむことは楽しむというスタンスでやっていけたらなと思います!!
(↓遊んでいる時のPyてょn)