少々二番煎じ感が否めませんが、自分自身専門学生として就活はかなーーーり悩んでいたので、現在就活で悩んでいる人にこれが届けば…と思い記事書いてみました。
はじめに
対象読者
就活で困っている専門学校生
メガベンチャーを目指している方
筆者について
地方の3年制専門学生(就活時2年)
専門前はITはほぼ未経験
メガベンチャー、ミドルベンチャー複数から内定
やってきたこと詳細まとめ
具体的にやってきたことを時系列順にまとめていくと以下のような感じです。
専門1年 前期
- 専門学校に入学、最初に学習した言語はjava。
- 環境構築や簡単なエラーで躓くレベルだったため、まじで苦労。
- ある程度慣れてくると授業外でもPythonやjs、ラズパイを触るように。
専門1年 後期
- 専門学校ということもあり、資格会得を推奨されるためまずは資格会得に向けて勉強。
- 就活への不安もあったため、学校のペースに合わせずクラスの方々より半年先に資格受験。
結果、2021年12月 基本情報技術者試験、2022年1月 情報セキュリティマネジメントを会得しました。
専門2年 前期
- 春ごろに応用情報の試験を受験し合格。
- 資格ばかりで開発能力が身についてないことに気付き、djangoを用いたweb開発などに専念。
また、7月ごろから就活サイト登録するなど、この辺から就活をかなり意識し始めました。
- 就活について不安だったため、逆求人ナビやcareerselect、サポーターズ、paizaなどに登録。
- サマーインターン行くべきだったが、実力もまだまだなところが多かったためすぐには動けず、、。
- 実力上げるためにも、まずはチーム開発!!ってことでサポーターズさんの技育CAMPハッカソンに参加。
ここで初参加ながら努力賞を頂けました。
専門2年 夏休み(8月)
- 8/1から株式会社Spectee様のオンライン長期インターンに参加し始めました。
- 同時に技育展やtornado2022など一か月以上の期間でのハッカソンにも出場しました。
以下のようなプロダクトを作成し、結果優秀賞を頂くことが出来ました。
目次 1 概要2 vol6ハッカソンとは3 技育展とは4 使用技術5 工夫点・機 […]…
専門2年 後期
- 10月くらいから就活を本格的に開始。
- 業界の知見を深めるために短期のインターンに積極的参加しつつ、逆求人やカジュアル面談など通し企業との選考を開始。
※逆求人マジ大事!!!!
- 1月~くらいに初最終面接。
- ありがたいことに、複数の企業様から内定頂くことが出来た。
※最終面接はよく意思確認程度といわれますが、全然普通に落ちます。ちゃんと対策したほうがいいですまじで
これからについて
今後については余裕がある限り以下のようなことに力を入れていきたいなと考えています。
- 開発技術の向上
- セキスぺ、デスペの受験
- エンジニア仲間とハッカソン出場
- 内定者インターン
最終的な就活までのスキル状況
【技術レベル】
- Python,Djangoでweb開発をよくする
- サーバーサイド、フロントと共にある程度できる
- モバイルやデスクトップは開発やったことはあるけど、、うーんなレベル
- 仕事柄データ分析(特にgrib)がやたらと向上
【入賞】
2022年7月 vol6ハッカソン努力賞
2022年9月 技育展優秀賞
2022年9月 tornado2022優秀賞
2022年10月 エムティーアイインターン優勝
2022年12月HRBrainアイデアソン優勝
【資格】
2021年12月 基本情報技術者試験
2022年1月 情報セキュリティマネジメント
2022年6月 応用情報技術者試験
【インターン】
- 株式会社Spectee(長期)
- 株式会社エムティーアイ
- 株式会社CARTA HOLDINGS
- 株式会社HRBrain
などなどetc,,
技術ブログ
就活の段階では30~40記事くらいかいてました
【選社軸】
- 社会課題領域のサービスに携われる
- エンジニアがビジネス側にも積極的に関われる
- エンジニアの成長環境
【キャリアビジョン】
目標: | ビジネスについて考慮していけるエンジニアになること |
※理由、社会課題の解決を目指すにあたりプロダクトを企画・考案していく側にいく方が現実的であると考えたこと、自身のハッカソン経験から開発側がビジネス側にも適切に発言していく重要性を学んだことから目標とした。
- 3年後 バックエンドエンジニア
- 5年後 プレイングマネージャー
- 10年後 PdM
結果 メガベンチャー、ミドルベンチャー複数から内定
※注意してほしいですが、たくさんの企業・有名な企業様から内定頂けることがすごいことではないです。(というか複数もらうと内定辞退まじでつらいです)
キャリアプランや社風など鑑みて自分に合う企業に行くのが最も大事です!!
大事なこと・注意点
先に大事だと感じたことも書いておきます。
学校の授業・就活支援のみ頼り切るのは危険
専門学校の授業は広く浅くな座学が多い印象です。専門と名はついてますが本当に専門的なこと(機械学習とか筆頭)は大学の方が上だとは思います、、。
そういった点からも、大学生たちと差別化できるほど技術を伸ばしていくには自学自習が必須になると思います。
また、就職支援も「スーツの着こなしやネクタイの締め方・履歴書の書き方」レベルから指導はしてくれたり、地方の専門学校だと地元企業とのパイプの大きさから県内就職にかなり強いメリットはありますが、、、
逆にいうと当たり前なレベルを重点的に教えてもらう・県外の大手企業への就活は自力開拓する必要があるデメリットなどもあったりします。
その他キャリアセンターが機能してない(そもそも就職課がない)というケースや、就職率に母数弄りのトリックがあるケースもあるため、学校の就活のみ頼り切るのは危ないとこもあるのかなあとは思います。
※詳細なこと知りたい場合は以下の記事・動画など参考になると思います。
こんにちは、今回は、IT系の専門学校の就職事情について今年で就活のIT系の専門学生やこれから入学する方に向けて書いていき…
そのため、「大手に行きたい!!」「県外企業がいい!!」という場合などは自力で頑張ったほうがいいかもです。。。(別クラスや他専門学校でも優秀な方は早い段階から自力で就活始めてる印象です)
学校における就活時期、就活情報のずれ
地方の専門学校のみの問題点かもですが、地元の企業とのパイプが太い反面「学校の求人情報や就活スピード」といったものが地元一色になり、一般的なものと乖離してしまっている場合もあります。
就活時期でいうと、卒業年度になってから初めてぼちぼち始まる場合や(卒業前年度の10月くらいから動いてないと大変)、学校に毎日いかなければいけないカリキュラムにより長期のインターンには参加させてもらえない(いい顔されない)などの問題もありました。
こういったこともあるので、就活ははやめに動き、長期インターン等許可が下りるのかあらかじめしっかり聞いておくのが重要かなと思います。
(就活、長期インターンでの長期欠席が許可されない場合はかなり大変、、場合によっては休学や編入を考慮するのも一案かもしれません、、※慎重に!)
学歴フィルター
よく就活で耳にする学歴フィルターという言葉。
「エンジニアは実力主義だ、学歴は関係ない」など言われますが、新卒就活においてはやはり避けて通れぬ道。
ぶっちゃけ実際にフィルターはあるのかというと、少なからずあると思います。
私自身、説明会に参加するためにweb申し込みしようとした際「満席」と表示され泣きそうになった経験がありました(説明会の募集が開始されてすぐ応募したのに満席でした、しかも高学歴の友人には表示されてた、、)
こういったものは古き良き大手企業に多い印象ですが、逆にメガベンチャーと呼ばれる新しい企業では全然フィルターはなかったです。
某有名なS社やY社、D社など学歴が原因で書類落ちなんてことはありませんでしたし、「学歴に自信ない」と思っている方にはメガベンチャーへの就職活動を強くお勧めします。
資格は絶対な学チカにはならない
ここも要注意です。
専門学校だと資格会得がかなり推奨されますが、メガベンチャーやミドルベンチャーでは実際の開発物やインターン経験の方が評価される印象です。
(実際資格を大きく評価して頂いた企業は少なく、逆に開発経験については100%面接中に聞かれました)
ザックリいうと以下のような順で大きく評価されていた印象があります(※厳密には企業により変わります、これはマジでざっくりな印象です)
基本情報は当たり前感覚なのでほぼ評価されない印象で、実務経験がめちゃくちゃ評価につながりやすいです。
技術ブログのアウトプットもかなり評価される傾向にあるため、知識の定着のためにもいくつか記事書いておくことをおすすめします。
※個人開発については本番運用してユーザーを獲得しているなどであれば上から1、2番目くらいには食い込んでくると思います。あと何より「何のためにやったのか、どんなことを学んだか」エピソードをきちんと語れるようにするのも大事ですね。
逆求人イベントへの参加
これも非常に重要です。
逆求人とは大まかにいうと、通常自分たちが企業を選んで応募するのに対し、逆に企業が履歴書やプレゼンを通し学生を指名して選考を進めていく就活イベントです。
就活をうまく進めていくにはこの逆求人イベントへの参加がかなり有用で、他のメガベンチャーに内定頂いている方々も基本的に使っている印象です。
以下他の方々の記事も貼っておきます。
現在、人材不足などの要因からエンジニアの市場価値は非常に高いといえます。それに伴い、エンジニア採用を希望する新卒の就職…
はじめに わたしは高専卒でWeb系エンジニアとして働くために、今年1年就活をしていました。今回は、そのまとめのブログを書…
専門学校に入学した頃はまともに就職できるのかすら不安でしたが、なんやかんやでちゃんとした会社に入れたという事実に困惑して…
はじめにソフトウェア開発者のぐりです。専門学校を休学しながら、Web系を中心に24卒で就活をしてきました。プログラミング…
※あとで説明するcareerselectや逆求人ナビなどの就活サイトで行われているので是非参加してみてください。
ちなみにサマーインターンの逆求人は3月~6月、本選考の逆求人は9月~2月くらいまで主に開催されています。
(注意:これらが開催されるのは卒業年度の2年前年度です!2025年卒業の人は2023年のイベントに参加する形になります。)
また、プレゼン資料作成には以下のcanvaがまじで有用でした。
(追記:2023/8月)
canvaのプレゼンテーションviewにて、フリーズする現象が起こった例がありました。
canvaは便利ですが、念のためパワポに落として使うなどした方が安全かも?です。
以下canvaフリーズでやらかした記事。
就活の質問対策(言語化)
どんなことを質問されるかはある程度パターン化されています。
もちろん素で話していくことも重要ですが、適切に相手に伝えることも更に重要なので、どのような論理構造で伝えるのか先に考慮しておくことをお勧めします。
例としては、以下のような「よく聞かれる質問50選とその答え」みたいなのは用意して言語化しておくといいです。
※特に開発経験や実際に作った開発物への技術質問はめっちゃ聞かれます。
質問 | 返答 | 重要な意図 |
自己紹介をお願いします。 | ○○専門学校○○科 4年制3年の○○○○と申します。
学校では主に○○や○○、○○を学んでおり、○○目指し日々勉学に勤めております。 また、学校外にも○○にも力を入れており、技術力の向上を目指し尽力しております。 本日はよろしくお願いいたします。 |
学校で習っていることだけでなく学校外でもやっていることを伝える。
自己紹介で話した内容から深堀されて派生していく可能性も高い。 |
最近気になっていたり、興味関心が湧いている技術はありますか? | はい、ありがとうございます。
最近最も気になっている技術はDjangoのライブラリのDjango-channelsになります。 自身が開発しようとしているプロダクト内でPython、Djangoを用いたリアルタイム通信を行いたいと考えているため、webソケット対応にするためにもこのライブラリを使用していきたく、現在気になっている技術になっています。 |
技術への興味を知りたい可能性があるため、興味の理由を深く話せるものがよさそう。(最近っやってることとか)
技術トレンドへのアンテナを見られている可能性もあるため、最近気になってるITニュースにちなんだ回答でこたえるのもよさそう |
技術について情報を得るとき、どのようなものを情報源にしていますか? | etc,, | etc,, |
SPI対策
専門学校は入試がない上、基礎数学のような授業科目もないことから高校レベルの数学、国語で躓く方もいらっしゃるかと思います。
その場合はSPI対策に時間をかなり割かれる可能性もあるため無理に対策しないほうがいいです。
というかそもそもメガベンチャー・ミドルベンチャーでSPIなど筆記試験が出るケースはかなり少ないので、ここは取捨選択していきましょう。
(※基本的にはないですが、SPIやCABがある企業も実際いくつかはあるため、よく調べてから挑んだ方がいいです)
コーディングテスト対策
SPIと違ってこちらはかなりの高確率でメガベンチャーの選考にて出題されるので対策しておくといいかなとは思います。
(全企業から出されるわけではない上、逆求人やゴールデンスカウト・プレミアムオファーから免除されるケースもあるため対策必須というわけではない)
paizaのB~A、atcoderのbeginnerA~B問題レベルが解けるなら大体突破できる印象です。
とりあえずpaizaSランクめざしてやっておくとオファーも来やすくなるしコーディングテスト対策もできるしの一石二鳥なのでおすすめです!
※ちなみにゆめみさんやlineさんは難しい(独自)とよく聞きます、、
内定辞退は電話にしとけ
複数社から内定頂けた場合、いくつかの企業様に内定辞退の連絡をする必要がでてきます。
正直言いづらいし、心理的負担もある、、メールにしちゃおっか!!となりがちですがおすすめはやはり電話です。
実際に私は電話で内定辞退の連絡をした際、「メールで済ませる学生が多いから電話できちんと伝えてくれる学生は好印象だった、これからもがんばって!」等言っていただくことが多かったです。
今後の長い社会人生活、この狭いIT・エンジニア界隈でいつまた出会うかわかりません。電話で誠意をもって伝えておく方が後々心理的に楽になるんじゃないかなと思います。
よく使っていた就活サイト
自分がよく使っていた就活サイトも載せておきます。
※名前などは書きませんが、ここに書いてない就活サイトでは「大卒向けの求人が大半、専門学生向けはあんまりないよ」と言われたり「学歴で案内の優先順位が変わる」といった専門学生には厳しいものもあったりしました。
また、どの就活サイトにも言えることですが、媒体よりもメンターさんとの相性がかなり大きい上、学生への求人仲介もビジネスであることも前提に置きつつ利用させていただくことが大事かなと思います。
サポーターズ
こちらはメンターさんが付きっ切りというタイプのサイトではないです。
特徴をまとめると以下のような形で、ひとことで言えば万能型のサイト。
これに登録しておくだけで大体就活が進みます。
- 逆求人イベントがたくさん
- 就活セミナーも有力
- ハッカソンも多数開催(これがかなり魅力)
- インターン・就活含め情報多数
サポーターズは、IT企業、ベンチャー企業の就職活動の支援に特化したサービスです。就職活動を進める度に支援金がもらえる地方…
また、サポーターズが運営している「サポーターズHUB」というコミュニティは就活において死ぬほど役に立つので是非参加しておきましょう(まじでおすすめ!!!!)
25卒エンジニア向けコミュニティ「サポーターズHUB」 エンジニア向け 2023年5月(1日程)…
キャリアセレクト
こちらのメンターさんにはかなりお世話になりました。
こちらはメンターさんが親身になって「自己分析・ES対策・面接練習」からやってくれます。
まとめると以下のような形です。
- 逆求人有
- 就活に関するセミナー、交流イベントも開催
- 企業説明会も開催
- なによりメンターさんの支援が厚い
逆求人ナビ
こちらのメンターさんにもかなーーりお世話になました。
こちらは他と違い「逆求人特化型」になります。キャリアセレクトやサポーターズさんだと逆求人参加までに選考のようなものがありますが、こちらはプロフィールの登録のみで参加可能でした。
まとめると以下のようになります。
- 逆求人特化
- メンターさんが手厚い(プレゼン練習などもつきっきりで見てくれる)
- まじでメンターさんがよかった
逆求人フェスティバルとは、経営者・採用担当者と1対1で面談し、企業から「スカウト」される就職活動イベントです。就活サポー…
paiza
こちらは上記三つとは毛色が違い、コーディングスキルを元に企業からのオファーがきます。
ここでは特別なゴールデンスカウトなども来るケースがあり、コーディングテスト対策がてらA~Sランクまでスキルを上げておくといいと思います。
- プログラミング問題を解いてスキルランクが上がる
- ランクによりオファーも来る
- コーディングテスト対策に使える
ITエンジニア・プログラマ専門の総合求職・学習サイト【paiza(パイザ)】。プログラミングスキルチェックで実力を可視化…
【注】専門学校 就活おすすめの流れ
個人的に考えているおすすめな就活までの流れを書いておきます。
入学段階からの理想の流れを書いていきますので、入学後ある程度時間が経っている人はサマーインターン・就活に間に合うよう爆速で回していってもらえれば太刀打ちできるかと思います。
※専門3年制を例に記載しています、4年だともう1年余裕のあるペースで動けます。
※逆に2年制だとかなりきつきつスケジュールにしなきゃなので厳しいかも、、難しいと感じたら休学や他大学への編入学を検討してもいいかと思います(通信制大学への編入だと残り2年間を50万くらいの学費で過ごせるので結構おすすめかも?)
1年生4月~5月
入学したて。まだ慣れていないことも多いのでこの辺はゆったりいきましょう。
vscodeに慣れる
毎日paiza(B~Aくらい目指す)
Git,GitHubでのバージョン管理(できれば)
この段階ではまず、プログラミングに慣れることを目的としていきます。
まだfor文やif文にも慣れていない段階だと思うので、まずはvscodeを使いpaizaの問題を継続的に解いていくのがおすすめです。
paiza(パイザ)のプログラミングスキルチェックのサンプル問題。PHP、Perl、Python、Ruby、Java、C…
paizaの問題に慣れてきて楽しいと感じたら、atcoderなど競技プログラミングに手を出すのもいいかも?
また、書いたコードはGitHubにでも上げていくと「草はやして自分努力が可視化できる」「バージョン管理の勉強になる」といったメリットもあるので、同時にやっていくのもおすすめです。
※パブリックリポジトリにpaizaなどの回答コードを上げてしまうと違反になってしまうので、かならずプライベートリポジトリ(自分にしか見えない設定)にあげましょう。
GitHubでは、無料ユーザーは従来publicリポジトリのみ利用可能だったのですが、2019年1月8日(アメリカ時間)…
※git,GitHubについて最初は難しいかもですが、CUIのコマンドではなく「VScodeのGUI」でぽちぽちやってくようにするとハードルはかなり下がるんじゃないかと思います。
※草はやすについて、プライベートリポジトリの場合は設定変更が必要です。
〜宣伝〜個人開発でエンジニア専門マッチングサービスを開発しましたので、是非未経験からエンジニア目指している人!現役エンジ…
1年生6~8月
入学間もないころは余裕がないと思いますが、落ち着いてきたら以下のことをやってみましょう。
Git,GitHubでのバージョン管理(まだの人)
React(Next.js)開発学習
デプロイ経験(可能であれば)
テックblog記事書き(errorの記事おすすめ)
この辺は以降にチャレンジしていく「ハッカソンやインターンなどのチーム開発」に向けた学習です。
Git,GitHubでのバージョン管理はチーム開発に必須といえるのでここはチャレンジしてみてください。
また、React(Next.js)の学習については「動くもののデプロイまでの学習コスト」「ハッカソンなどでかなり使える」といった観点から選定しています。
※Pythonをやっている人はDjango、RubyならRuby on rails、PHPならLaravelなど、開発の流れを一通り学べるのであれば正直この辺の技術選定はReact以外の得意技術でも全然大丈夫です。
特にDjangoなどフロントとバック繋ぐめんどくささが少ないオールマイティなwebフレームワークなどは動くもの作りやすいのでお勧めです。
(モダンなフロントではないですが、Django+bootstrap+htmlとかはフロント知識ほぼなくても早くそれなりのものはできそう)
可能であればデプロイまでやっておくとスムーズですが、どうしても流れがわからない場合は思い切ってハッカソンに即席チーム希望で参加し、他の人たちに聞いてみるのもありだと思います。
この辺の学習を進めるにあたって、よくわからんエラーに遭遇することがたくさん出てくると思います。
この時おすすめなのが「エラーの発生環境と原因、解決策の記事」を書いていくことです。
後に就活でのアピールポイントにも使える上、記事ネタに困らずめっちゃ書いていけます。(私も当時、初歩的なimportエラーや構文エラーの記事をたくさん書き、いくつか検索上位1位表示されるに至っています。ほんとおすすめ)
※記事はQiitaでもZennでもはてなでもなんでもよきです(私のような個人ブログはおすすめしません、ドメインとレンタルサーバーの金・管理がコスパ悪い)
1年生9月 ~ 2年生2月
ここまできたら本格的にチーム開発にとびこんでみましょう。
ハッカソン出場(毎月)
モバイル開発、バックエンド開発などその他やりたいことに挑戦
テックblog記事書き(ハッカソン、制作物の記事)
LT会参加(余力あれば)
実務インターン、開発アルバイト(可能であれば)
資格会得(余力あれば)
ハッカソンはサポーターズさんの技育CAMPマンスリーにて即席チーム希望で参加(ランダムで他出場者とチーム組んでもらえる)するのがおすすめです。
こちらはオンライン開催で参加しやすく、毎月1~2回開催しているので毎月出てみるとかなり開発力上がるんじゃないかなと思います。
また、慣れてきたら技育展やtornadoなど長期のハッカソン・コンテストに参加するのもおすすめです。(長期のものは夏に開催のものが多いので、時期合わなさそうならなら2年生から挑戦してみましょう)
この辺だとまだ技術に関してどの方向に興味があるのか定まっていないことだと思うので、モバイル開発などまだ触っていない技術に挑戦してみてもいいと思います。
ここまでくると技術の知識やハッカソンでの苦労話、制作物もたくさん蓄積されてくると思います。
こちらも記事ネタになるので、テックブログにまとめておくといいと思います。(就活の際履歴書・エントリーフォームに制作物についての記事URL載せとくとアピールしやすい)
また、余力あればですが、「アピールにも使えるアウトプットづくり」「人前で話すのに慣れる」といった観点からLT会などで制作物の話や技術の話をするのもいいかもです。
こちらはサポーターズさんが学生向けLTイベントを開催していたり、compassで探したりするといろいろでてきます。
【エンジニア向け】 オンライン学生LT大会※視聴者募集! エンジニア向け 2021年4月(1日程)…
ここからは可能であればですが、チーム開発にも慣れハッカソンでの制作物も潤ってきたら、実務の開発アルバイトに挑戦してみるといいと思います。
wantedlyなどで学生インターン検索を行えば結構ヒットするので、ハッカソン経験や制作物をプロフィールに登載し学生インターン応募してみてください。(私はこれでフルリモート開発アルバイトにこぎつけました)
Wantedlyは、運命のチームや仕事に出会えたり、人脈を広げ、ビジネスの情報収集に使えるビジネスSNSです。…
※ものによっては週何日以上、何時間以上~のみ可など書かれていたりするので気を付けましょう。
また、資格についても何も取らない状態だと担任から釘さされたりするかもなので、可能であれば基本情報くらいは取っておくといいと思います。
2年生3月~6月
この時期最もやるべきは以下になります。
サポーターズやキャリアselectなどの逆求人サイトに登録
サマーインターンに向けた逆求人参加
面接
この日のために蓄えてきた開発経験です。サマーインターンとは就活に直結する割と大きめしっかりめなインターンのことです。
こちらもサポーターズで開催されているサマーインターン逆求人に参加するのが最適かなと思います。
逆求人のスライドには以下をまとめておきましょう。
- 学生時代に頑張ったこと(技術力向上のために継続して続けていることなど)
- ハッカソンへの毎月参加(チームでの開発力向上)
- テックブログ記事執筆(知識や経験のアウトプット、言語化や可視化)※URLはのせておく
- LT会参加(知識や経験のアウトプット、プレゼン慣れ)
- ハッカソン受賞歴
- 特に自信のある開発物(詳しく)
- 今後やりたいこと
また、この他の記事やスライドは以下を参考に活用して頂ければと思います。
今までの制作物や活動まとめた記事
逆求人や面接のエントリーシートに載せておきましょう、けっこう面接前に見てくれてたりします。
※私の場合以下のようにまとめています。
特に自信のある開発物スライド資料
逆求人のプレゼンは5分ほどしか時間がないのでスライドに詳細が書ききれません。
しかし、自信のある開発物は逆求人以外の普通の面接でも深堀されたりするので、あらかじめ詳細な資料を作成しておき「資料があるのでこちら使いながら説明させていただいてもよろしいですか?」のような流れをつくれると詰まらずスムーズに話せると思います。
特に以下のことはまとめておくといいです。
- プロダクトの開発経緯
- プロダクトの機能
- 自身が担当した役割(バックエンド、資料作成や企画、、など)
- 使用した技術と技術選定理由
- 開発において苦労した部分
- 開発において特に頑張った部分
- 反省(次からどう活かしてかしていきたいか、もう一度やり直せるならどこに気を付けるか)
- プロダクトの今後の展望
うまいこと逆求人、その後の面接をクリアしサマーインターンもぎ取りましょう!!!!
2年生7月~10月
いよいよ就活前の数か月になりました。ここからは本格的に就活に向けた大詰めです。
サマーインターン参加
大型ハッカソン
サマーインターンに参加が決まっている人は尽力しましょう。(社員さんと仲良くなったり結果残せていると結構覚えてもらえたりします。ものによっては選考免除までついてたり、、)
サマーインターン全然受からなかったという人もいるかもですが、安心してください。
いければそりゃいいもんですが、就活においてサマーインターンは必須ではありません。
この期間はtornadoや技育展への参加や実務の開発アルバイト、LT会への登壇などできること・アピールポイントを着々と増やしていきましょう。
※私もこの時期大型サマーインターンは全然いけてなかったですが、大型ハッカソンへの参加や実務インターン(開発アルバイト)への参加でアピールポイントを増やし就活乗り切りました。
2年生11月 ~ 3年生2月
ついに就活本格始動です。
自己分析、言語化しっかり
就活の逆求人参加
いざ面接!!
まず就活逆求人の参加ですが、基本的にこちらもサポーターズがおすすめです。
(はやいとこで9~10月ごろから逆求人開催していますが、早期のものはレベル高い学生がごったがえしているので参加しない方がいいです。べすとは11月のもの)
上の方に逆求人やら就活の注意点まとめているのでそちら参考に!あとはやるだけ!がんばれ!
最後に
以上、私が就活でやってきたことでした。
振り返ると、地方の専門学校生として就活悩みまくったし、、ハッカソンやコミュニティに参加すると大学・院生だらけで若干肩身狭かったしで、、本当につらかった・がんばったなあと感じます。
上記のようなこともあったので、機会あれば専門学生・専門卒エンジニアのコミュニティとか作ってもいいかも?ですね。
※「今めっちゃ悩んどるわ、、相談とかアドバイスほしい、、」などあればDM(https://twitter.com/ohana8730)でも送ってみてください(一人で抱え込まないで(´;ω;`)
長くなりましたが、この記事がこれから就活を控える専門学生にとって有意義なものになることを祈ってます!
また、最後になりましたが、選考に関わっていただいた企業・社員の皆様、ご相談に乗ってくださったメンター様、エンジニア仲間・先輩の皆様に心から感謝申し上げたいと思います。